2012年10月16日火曜日

保険料算定対象から交通費を外すか否か検討(厚労省)

厚労省において「社会保険料・労働保険料の賦課対象となる報酬等に関する検討会」が開かれています。

概要

労働・社会保険では、通勤手当についても労働の対償として保険料算定の基礎に含めていますが、税制においては、10万円までの通勤手当は非課税所得としているなど、その算定対象に違いが存在する。
このため保険料算定対象となる報酬等の範囲に関し検討会(通勤手当を保険料の算定対象から外すことについて検討)が設置されました。

課題等

検討会では、通勤手当を除外することに伴い、保険料収入が減少することが避けられず、給付水準の維持のためには保険料率引き上げも必要となるといった意見も出ています。詳細は上記リンク内の資料を参照願います。