2012年7月20日金曜日

雇用調整助成金の見直し予定

労働政策審議会職業安定分科会において、雇用調整助成金の見直しが議題に上がりました(7月5日)。
その際の資料が厚生労働省のホームページにアップされています。

現在の雇用調整助成金は、平成20年のリーマンショックを受け、助成内容の拡充や要件緩和が行われています。
見直しの内容は、平成25年4月以降に助成率の引き下げ等を行うこととするものです。
参考までに、見直しの一部を挙げると…

助成率の引き下げ

現 在 大企業2/3 中小企業4/5

見直し 大企業1/2 中小企業2/3
このように引き上げ前の水準に戻ることとなります。
その他の関連情報は以下のリンクを参照してください。
※上記リンクには、派遣法改正やハローワーク特区についての資料もあり。

【参考】
雇用調整助成金とは…
景気の変動、産業構造の変化その他の経済上の理由により、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、その雇用する労働者を一時的に休業、教育訓練又は出向をさせた場合に、休業、教育訓練又は出向に係る手当若しくは賃金等の一部を助成するものです。