2012年4月29日日曜日

ポジティブ・アクション推進支援ツール公開(厚労省)

厚労省よりポジティブ・アクション推進のための「見える化」支援ツールが公開されました。

対象業種は、次の3業種です。
・百貨店業
・スーパーマーケット業
・情報サービス業

職場における男女間格差の解消に取り組みたいと考える会社の方、ご活用ください。
 ※ポジティブアクション…男女労働者の間に生じている事実上の格差の解消を目指して、女性の採用拡大・職域拡大・管理職登用の拡大など、個々の企業が進める自主的かつ積極的な取り組みをいいます。

[管理人コメント]
マニュアルに目を通すと「女性管理職の比率」など数に関することが出てくるのですが、「名ばかり管理職」といった言葉もあるくらいですので、男女格差解消のために「数」「割合」を増やすことがどの程度効果あるのか?と疑問を感じています。

今年7月からは育児介護休業法の改正<http://goo.gl/rkT4s>が、100人以下の企業にも全面施行されます。

法律で男女間の格差解消や育児休業・短時間勤務可など企業に様々な義務を課していますが、中小企業でそこまで対応できるのだろうかと思うものもあります。

企業にあれこれと義務づける前に、託児施設を増やすなどまずは子を養育する親が安心して働ける環境づくりが先にあるとよいのですけどね。